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メリークリスマス
 クリスマス・イブイブは商店街で買ってきたチヂミで晩飯を済ませて犬の散歩に。
 紙パックの『鬼ころし』をストローでチューチュー吸い、コンビニで買った30円のスルメを囓りながら五反田を歩いていたら、以前にも擦れちがったことのあるライオン丸みたいなホームレスと出くわした。髪は長髪のざんばら、厚手のマントを羽織り脚にはボロボロの脚絆がついている。そして背中にはオモチャの刀。震える手でシケモクを吸いながら、この世のものとは思えないおぼろげな足取りでネオンの滲む街角に消えていった。どこからどう見てもライオン丸か、あるいはアングラ俳優の大久保鷹にしか見えない。
 道行く人たちはみんな避けて通っていたけれど、憐れとか切ないとか、そういう雰囲気は一切無く、どうもホームレスというよりは求道者にしか見えないのがすごい。もはや現世に生きていないんだろう。ある意味、コミケでコスプレしたり、ネットゲーに夢中で自分自身を省みない引きこもりに近い超越の仕方をしている。

 この日、クリスマスっぽいことと言えば、愛犬・王子郎が路地裏に投げ捨てられていたケンタッキーフライドチキンに齧り付いたことくらい。あんな美味いものを一度でもあげたらもう二度とカリカリのドッグフードなど食わなくなること必至なので、強引に口をあけさせて奪い取った。あと、明らかにキャバクラ嬢だろうと思われるミニスカサンタと男性がセブンイレブンで買い物していた姿もクリスマスっぽかった。

 翌日は昼過ぎから王子郎と一緒に銀ブラ。三越は犬が一緒でもOKということなので、一緒に屋上にあがってちょっと遊んでから、その後、有楽町駅から山手線の線路沿いに散歩。


 なんと、銀座の一等地、道路の中央分離帯にダンボールハウスを作っているホームレスを発見。あんな地価の高いところに勝手に家を作っていいなら、ウチもやるよねとヨメと語り合う。


新橋方面に向かって高架下の飲屋街を歩く。昼間はすべてシャッターが閉まっていて完全に無人。「新橋方面近道」という看板が出ていたが、どう考えても一般人の歩く道ではない。例えていうなら香港のチョンキンマンション。あるいは廃校か廃病院といった感じで、休日の中野ブロードウェイなど目じゃないい荒廃っぷり。ただヤクザやマフィアや狂人がうろついてないので命の危険もなく、まったりと探検できる。二階はもっと不気味だった。ホラー映画のロケ地にうってつけだと思う。
なぜかマザー牧場の本社があり、ソフトクリームも売っていたので食べながら歩いた。
新橋につくと急に人が増えた。アダルトショップ、闇金融、風俗に埋もれてなぜか洞穴状の稲荷明神を発見。王子郎は罰当たりにもその前で座り小便。
途中のコンビニで『ニュー鬼ころし』を補給して、やはりスルメと共にチューチュー吸いながら歩く。


 やがて東京タワーをバックに大鳥居のそびえる芝大神宮に到着。ひやかしに参拝して、浜松町から電車に乗って家に帰り、この日の晩ごはんはちょっと贅沢にニューシティの中にある『八十八楽(こめらく)』で、泡盛に八丁味噌おでんとお茶漬けという純和風な晩餐。とくにキャベツの塩だれと豚バラがおいしく、おかわりしていまいました。
 当然のことながら、クリスマス・イブにおでんを食べるカップルは他になく、100%貸し切り状態でした。
■八十八楽(こめらく)
http://www.komeraku.com/

 朝目が覚めると当然のことながらサンタさんが来ているはずもなく、今日は普通に仕事します……
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